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【小さな会社の組織づくり】vol.3 ~あなたの会社は入社式ある派?なし派?~

入社式と組織づくりの関係

いよいよ新年度が始まりました。
あなたの会社にも、新たに入社される社員の方は、いらっしゃるのではないでしょうか?

先日、社員数30名ほどの経営者の方から「入社式ってうちみたいな小さな会社じゃ無縁のことだね。」というお言葉を聞きました。
加えて「そもそも入社式なんて何でいるのよ」とも…
どうも、この経営者の方は、入社式は華々しい式典で長ったらしい社長の話を聞かせて終わり。その後はホテルで交流会…
そんなイメージのようでした。

まぁ、中にはそのような入社式もあるかもしれませんが、入社式の本来の目的は、経営者・社員の意識合わせです。
経営者が自社の経営理念を話し今期の事業計画の説明をする。
「我が社は〇〇の目標を掲げ、その実現に向けて、今期〇〇を中心とした事業に取り組む。
新入社員の皆さんは、その新たなメンバーとして加入し、一緒にその目標を果たすべく仕事に取り組んで頂きます。
入社間もなく、何も分からないと思いますが尻込みをしないでください。
皆さんは仕事を通して成長して頂きます。
皆さんの成長をサポートするのは、上司や先輩です。
多少、皆さんの実力以上の仕事を求めるかもしれません。
それは、皆さんが、必ずその仕事をやり遂げ成長することを信じて任せるのです。
新入社員の方は、上司や先輩の指導をしっかり聞いて、自己成長に励みましょう。」

こんなメッセージを入社式で聞いたら、新入社員の方は、あなたの会社の仕事に対してやる気を出してくれるのではないでしょうか?
更に既存の社員の方が「指導を任せたぞ!」というメッセージを聞いたら、既存の社員の方も背筋が伸びるのでないでしょうか…?
仮に1名の社員でも、新しく入った人へ、改めて会社の目指すこと、想い、その実現に向けた仕事の存在を話すことで、全社員の意識合わせが行えます。

もし新入社員が入社されないのであれば、あなたの会社の新事業期を迎えたタイミングで、全社員に向かって、新年度を迎えるにあたっての、経営者の思いや事業計画をお話ししてもよいでしょう。
新しい事が始まるタイミングや、人が入るタイミングで、経営者の思いを全社員に伝え意識合わせをする儀式は大事なことです。
華やかなイベントにしなくても大丈夫です。
いつもの朝礼の1コマで充分です。

是非、「入社式なんて…」とお考えのあなた…
今年は入社式を行い、全社員の意識合わせをしてみてはいかがでしょうか…。

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